お知らせ

2025.01.21

フソウ新未来テック 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博・フューチャーライフエクスペリエンス」の常設展示へ参加

「フューチャーライフ万博・フューチャーライフエクスペリエンス」において
従来の概念とは異なる未来の脱炭素社会を実現させる、革新的な2つの独自技術を紹介

株式会社フソウ新未来テック(本社:東京都港区、代表取締役:角 尚宣、以下:当社)は、2025年4月13日より開催される「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の『未来社会ショーケース事業』「フューチャーライフ万博・フューチャーライフエクスペリエンス」の常設展示にて参加します。当社が独自に開発した水系反応液を使用した「グリーン水素生成発電技術」と「CO2常温吸着・脱着技術」の2つの革新的な技術が社会実装されることで実現する、従来とは異なる未来の脱炭素社会の姿を紹介します。

昨今、持続的な地球環境の維持を妨げる要因とされている地球温暖化の進行を食い止めるために、脱炭素化に向けた積極的な取り組みが進められていますが、その中でもこれからの技術として期待されている「水素発電」と「CO2の回収」は、大規模な設備や高コストが課題となり、普及が進みにくい状況となっています。当社は、独自に開発した「水系反応液」を使用することで、設備の規模や場所を問わず低コストで設置可能な「グリーン水素生成発電技術」と「CO2常温吸着・脱着技術」を確立しました。

■外部エネルギーを使用しない「オフグリッド型グリーン水素生成発電技術」
独自に開発した水系反応液を使用し、外部エネルギーを使用せず、反応熱をほぼ発生させずに水素を生成する装置と、自社開発の高効率な燃料電池とリチウムイオン蓄電池の組み合わせによって実現する発電技術で、持続可能な脱炭素社会の実現に貢献します。また、災害時や停電時のバックアップとしても活用できます。

■CO2の吸着・脱着に熱エネルギーを使用しない「CO2常温吸着・脱着技術」
常温で効率的なCO2の吸着と容易な脱着、そして吸脱着したCO2の数値化を可能にする技術です。水系反応液を使用したシステムで、従来の方法とは異なり脱着の際に熱エネルギーを必要としないため、省スペース省コストなCO2の常温吸着・脱着を実現します。また、吸着したCO2の数値化が可能なため、具体的な削減目標や環境対策の成果を定量的に評価することが可能となります。

■2つの革新的な技術が叶える従来の概念とは異なった未来の脱炭素社会を展示
展示エリアでは透過スクリーンを使用し、実機やデモ機がグラフィックと融合した映像を通じて、2つの技術が社会に実装されることで実現する未来の脱炭素社会の姿をご紹介します。

世界で温室効果ガス排出削減の取り組みや脱炭素技術の開発が進められていますが、温室効果ガスの排出削減目標には依然として遠く及ばない状況です。地球の平均気温の上昇が起因していると思われる異常気象の増加や災害の激甚化などにより、自然環境や生態系に深刻な影響を及ぼしています。

本博覧会で当社が展示する技術は、現在、世界が直面している温室効果ガス排出削減に関する多くの課題を解決する可能性があります。当社は、今回の展示を通じて多くの方に本技術の理解を広めるとともに、新しい脱炭素社会への実現に貢献します。

 

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)公式サイト https://www.expo2025.or.jp/

 

「フューチャーライフ万博・フューチャーライフエクスペリエンス」について
フューチャーライフエクスペリエンスは、大阪・関西万博において、2025年より先の社会像をさまざまなアイディアの提案や企業協力を得て、多様な参加者と ともに「共創」することを目指した実践場である「未来社会ショーケース事業」の取り組みの一つです。
未来の食・文化・ヘルスケアなど「未来の暮らし」に関わる「問い」と「提案」を持ち寄り発信・共創する場。来訪者への情報提供にとどめず、体験型などの動態展示を通じて、「未来の暮らし」を体験してもらうことを目的に、 展示施設、ワークショップ、小ステージの設置などを行います。

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